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永遠に続く恋を……
第21章 これからはずっと ─ side 結城 恒
「これからはいつでも作ってあげる」
俺のそんな些細な一言に、美羽さんは嬉しそうに笑った。
かなり遅めの食事を終えて、彼女が片付けをしてくれる間に、俺はシャワーを借りた。
そして、2人でベッドに潜り込んだ時には深夜になっていた。
美羽さんがくっついてきて、俺の身体に手を回した。
そんな彼女が可愛くて仕方なくて ──。
「これからはたくさん俺に甘えて?」
「……どうしたの?急に」
彼女が顔を上げた。
「今までの分、美羽さんを甘やかしたい」
………人に甘えることが苦手で、優しくて、ホントは泣き虫で。
そんな彼女をこれからはずっと側で支えたい。
「…………ありがとう。でも私ずっと結城くんに甘えてるよ?」
「全然だよ。もっと我が儘言って欲しい」
「そんなこと言うと、ホントに言っちゃうかもよ?」
クスクスと美羽さんは笑った。
「楽しみにしてる。美羽さんの我が儘」
「………そう言われるとな~」
「これからはずっと一緒だから、ゆっくり考えて?」
俺も笑う。
「じゃあ………キス………して?」
彼女は小さな声で言った。
俺のそんな些細な一言に、美羽さんは嬉しそうに笑った。
かなり遅めの食事を終えて、彼女が片付けをしてくれる間に、俺はシャワーを借りた。
そして、2人でベッドに潜り込んだ時には深夜になっていた。
美羽さんがくっついてきて、俺の身体に手を回した。
そんな彼女が可愛くて仕方なくて ──。
「これからはたくさん俺に甘えて?」
「……どうしたの?急に」
彼女が顔を上げた。
「今までの分、美羽さんを甘やかしたい」
………人に甘えることが苦手で、優しくて、ホントは泣き虫で。
そんな彼女をこれからはずっと側で支えたい。
「…………ありがとう。でも私ずっと結城くんに甘えてるよ?」
「全然だよ。もっと我が儘言って欲しい」
「そんなこと言うと、ホントに言っちゃうかもよ?」
クスクスと美羽さんは笑った。
「楽しみにしてる。美羽さんの我が儘」
「………そう言われるとな~」
「これからはずっと一緒だから、ゆっくり考えて?」
俺も笑う。
「じゃあ………キス………して?」
彼女は小さな声で言った。