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第22章 永遠に続く恋を

「ちょっ………まだ………だめ………あぁん！」



私がイッたのは分かってるはずなのに………。


彼は愛撫をやめなくて。


それから、何度もイカされて ──。



「結城くん……っ！………お願い………もう………」


熱に浮かされたみたいにそう告げると、やっと解放してくれた。


結城くんはぐいっと口元を手の甲で拭いながら身体を起こした。


その仕草はすごく厭らしくて、私の心臓はドクンと鳴った。



「もう降参？」


「も………だめ」


はぁっと深く息をすると「まだこれからだよ？」と彼は言った。


「ん………っ！」


結城くんが私のナカに身を沈めて、はぁっと息を吐くとゆっくりとした動きで私を突いた。


「………美羽さん。あんまり締めないで………もたないから」

「そ……んなこと言われても……むり……っ」



私と彼の吐息が混ざり合う ──。


もう………おかしくなる。



頭の中も、心も、身体も ──。

結城くんでいっぱいで……。



段々動きが激しくなって、一番奥を突かれる。


「あん………っ！ゃ………やぁ……っ」


ぐちゅぐちゅという私たちが繋がっている音と、私の喘ぐ声、そして結城くんがたまに漏らす吐息が溶け合って ──。



私たちは今、ひとつになってる。


結城くんが私の手を握る。私もきゅっと握り返して……。



腰を激しく打ちつけられる。


「も………いく………っ！」

ぎゅっと目を瞑る。


蓄積されていた快感が弾ける。


身体が一瞬強張って、痙攣して。




そのまま ──。


波が引いていくように、すうっと私の意識が途切れた。