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永遠に続く恋を……
第2章 恋の始まり
食事を終えて、2人分の会計を済ませてしまった彼に、
「あの………自分の分払います」と申し出た。
「いいよ」
「いえ、払いますから」
「藤枝さん。そこは ”ありがとう” って言った方が可愛いよ」
「え?」
「当然奢って貰うって感じはどうかと思うけど、一度払いますって言って、相手にいいよって言われたら、いえ、払いますからって食い下がるより、素直にありがとうございますって受け取った方が可愛いってこと」
畳み掛けるように言われて、私は面食らってしまった。
「………って、今のってセクハラ発言だったかな」
「いえ。じゃあご馳走になります。ありがとうございます」
私は何だか可笑しくて、笑ってしまった。
「どういたしまして」
そう言った彼も笑って………。
この時にはもう、彼を好きになっていたんだ。
「あの………自分の分払います」と申し出た。
「いいよ」
「いえ、払いますから」
「藤枝さん。そこは ”ありがとう” って言った方が可愛いよ」
「え?」
「当然奢って貰うって感じはどうかと思うけど、一度払いますって言って、相手にいいよって言われたら、いえ、払いますからって食い下がるより、素直にありがとうございますって受け取った方が可愛いってこと」
畳み掛けるように言われて、私は面食らってしまった。
「………って、今のってセクハラ発言だったかな」
「いえ。じゃあご馳走になります。ありがとうございます」
私は何だか可笑しくて、笑ってしまった。
「どういたしまして」
そう言った彼も笑って………。
この時にはもう、彼を好きになっていたんだ。