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永遠に続く恋を……
第4章 愛しくて、苦しくて……
高遠さんが選んだ宿は、露天風呂が付いた離れの部屋だった。
「素敵な部屋ですね!」
「そうだな」
2人で顔を見合わせて微笑み合う。
「運転、疲れましたよね。少し休んで下さい」
「大丈夫だよ。それよりどこか観光しよう」
「……じゃあ行きたいところ調べておくので、その間少し横になって下さい」
「わかったよ」
高遠さんは苦笑して、ベッドに横になった。
私は部屋にあったガイドブックをパラパラと捲った。
しばらくして、そっと彼の側へ歩み寄る。
………寝てる。
やっぱり疲れてたんだ。
最近仕事も忙しくて、今週は出張だったし……。
今日も運転代わりますって言ったのに、いいよって……。
初めて見る高遠さんの寝顔 ──。
彼の手に自分の手を重ねた。
「ありがとう。高遠さん……」
「素敵な部屋ですね!」
「そうだな」
2人で顔を見合わせて微笑み合う。
「運転、疲れましたよね。少し休んで下さい」
「大丈夫だよ。それよりどこか観光しよう」
「……じゃあ行きたいところ調べておくので、その間少し横になって下さい」
「わかったよ」
高遠さんは苦笑して、ベッドに横になった。
私は部屋にあったガイドブックをパラパラと捲った。
しばらくして、そっと彼の側へ歩み寄る。
………寝てる。
やっぱり疲れてたんだ。
最近仕事も忙しくて、今週は出張だったし……。
今日も運転代わりますって言ったのに、いいよって……。
初めて見る高遠さんの寝顔 ──。
彼の手に自分の手を重ねた。
「ありがとう。高遠さん……」