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永遠に続く恋を……
第4章 愛しくて、苦しくて……
「あ、あのレンガの建物何だろう?」
車窓から見えたレンガ造りの建物 ──。
車を停めて、歩いていく。
「ステンドグラス美術館と……教会だな。入ってみる?」
「はい」
館内には展示室がいくつかあって、ステンドグラスが飾られていた。
私たちはゆっくりと見て回った後、隣接する教会へ入った。
「綺麗………」
ステンドグラスを通して、柔らかい光が降ってくる。
隣を見ると、高遠さんも同じ聖母マリアのステンドグラスを見つめていた。
神様 ──。
今だけ………彼と一緒にいることを許してください。ただの恋人同士でいさせてください。
私は彼の手をそっと握った。
高遠さんはしっかりと手を繋ぎ直すと、その手は宿に戻るまで離れることはなかった。
車窓から見えたレンガ造りの建物 ──。
車を停めて、歩いていく。
「ステンドグラス美術館と……教会だな。入ってみる?」
「はい」
館内には展示室がいくつかあって、ステンドグラスが飾られていた。
私たちはゆっくりと見て回った後、隣接する教会へ入った。
「綺麗………」
ステンドグラスを通して、柔らかい光が降ってくる。
隣を見ると、高遠さんも同じ聖母マリアのステンドグラスを見つめていた。
神様 ──。
今だけ………彼と一緒にいることを許してください。ただの恋人同士でいさせてください。
私は彼の手をそっと握った。
高遠さんはしっかりと手を繋ぎ直すと、その手は宿に戻るまで離れることはなかった。