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永遠に続く恋を……
第4章 愛しくて、苦しくて……
「美羽は意外と頑固だよな」
運転を代わるという私の申し出は行きと同様、やんわりと断られたけれど、今回は譲らなかった。
「私の運転じゃ不安ですか?」
「まぁな」
高遠さんが笑う。
「これでも休みの日とか運転するんですよ。だから安心して休んでて下さい」
きっと疲れているだろうから、休んで欲しかったけれど、高遠さんが眠ることはなくて……ずっと2人で話をしていた。
そして、博多に着いてレンタカーを返却し、駅に向かった。
帰りの新幹線は時間をズラして乗ることにしている。
駅のホーム ──。
………2日間、あっという間だったな。
「高遠さん………旅行、楽しかったです。ありがとうございました」
「俺も……楽しかった」
彼の笑顔に胸が締め付けられる ──。
運転を代わるという私の申し出は行きと同様、やんわりと断られたけれど、今回は譲らなかった。
「私の運転じゃ不安ですか?」
「まぁな」
高遠さんが笑う。
「これでも休みの日とか運転するんですよ。だから安心して休んでて下さい」
きっと疲れているだろうから、休んで欲しかったけれど、高遠さんが眠ることはなくて……ずっと2人で話をしていた。
そして、博多に着いてレンタカーを返却し、駅に向かった。
帰りの新幹線は時間をズラして乗ることにしている。
駅のホーム ──。
………2日間、あっという間だったな。
「高遠さん………旅行、楽しかったです。ありがとうございました」
「俺も……楽しかった」
彼の笑顔に胸が締め付けられる ──。