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永遠に続く恋を……
第7章 不倫の恋のタブー
「私は………すごく幸せだよ」
朱音は微笑んだ。
「私ね、彼と別れた時はホントに悲しくて、もう二度と誰かを好きになることはないんじゃないかって思った。だけど……少しずつ ”過去” に変わっていって、今の彼に出逢ったの。今は……本当に彼が好きだし、彼も私だけを好きでいてくれるし……幸せ」
「そっか。……今更だけど……あの時朱音のこと支えてあげられなくてごめんね」
………私はあの時、朱音の本当の辛さが分かってなかった。不倫の恋が……こんなに苦しいなんて。
「何言ってるの!私は支えられてたよ?美羽はいつも話を聞いてくれて……救われてたんだから」
「………うん」
「美羽、大事なのは人から幸せそうに見られるかじゃなくて、自分自身が幸せだと思えるかじゃない?
” 幸せはいつも自分の心が決める ”って……そういう名言なかったっけ?」
「なんか聞いたことある」
私と朱音はくすくすと笑いあった。
朱音は微笑んだ。
「私ね、彼と別れた時はホントに悲しくて、もう二度と誰かを好きになることはないんじゃないかって思った。だけど……少しずつ ”過去” に変わっていって、今の彼に出逢ったの。今は……本当に彼が好きだし、彼も私だけを好きでいてくれるし……幸せ」
「そっか。……今更だけど……あの時朱音のこと支えてあげられなくてごめんね」
………私はあの時、朱音の本当の辛さが分かってなかった。不倫の恋が……こんなに苦しいなんて。
「何言ってるの!私は支えられてたよ?美羽はいつも話を聞いてくれて……救われてたんだから」
「………うん」
「美羽、大事なのは人から幸せそうに見られるかじゃなくて、自分自身が幸せだと思えるかじゃない?
” 幸せはいつも自分の心が決める ”って……そういう名言なかったっけ?」
「なんか聞いたことある」
私と朱音はくすくすと笑いあった。