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永遠に続く恋を……
第7章 不倫の恋のタブー
「……とうとう知られちゃったか」


仕事が終わって、朱音に連絡した。

2人でよく行くお店で飲みながら、私の身に起こったことを話した。

「……まさか旅行先で見られちゃうなんてね」

私は苦笑いした。

「美羽。……分かってるよね?」

「うん。朱音以外に高遠さんとのことを知られたら……その時はすぐに終わりにする。……だったよね」

「そう。その彼は誰にも言わないって言ってたんだろうけど、そういうのっていつの間にか広がっていくものなの」



「ね……朱音……今、幸せ?」



………私がそう尋ねたのには理由がある。

朱音は以前、私と同じ……不倫をしていた。

今ではその彼とは違う人と付き合っている。



………あの時の朱音が、どれだけ相手を好きだったか……私はよく知ってる。


今の私と同じだった ──。だから、朱音には高遠さんとのことを話した。



ずっと聞きたかった ──。
あれだけ好きだった相手と別れて、朱音は幸せなの?
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