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永遠に続く恋を……
第7章 不倫の恋のタブー
それから、私と結城くんは、彼がよく行くというカフェバーに移動した。

車の中で、私たちは互いに無言だった。


「嫌いなものありますか?」

メニューを見ながら問いかけられ、私は軽く首を振った。


しばらくすると、結城くんが頼んでくれた料理がテーブルに並んだ。

「さ、食べよ。ここの料理、どれも美味しいですから」

すごく美味しそうなのに、食欲がなくて……私はぼんやりと結城くんが食事をするのを眺める。



「………綺麗な人だったね。高遠さんの奥さん」


私はふと、そんなことを呟いていた。



「………どうして笑ってるの?」


「え………?」



私は心とは裏腹に、顔には笑みが浮かんでいて……

結城くんに指摘されて、なんで私は笑っていられるんだろうって自分でも分からなかった。
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