この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
永遠に続く恋を……
第8章 彼の胸で
ギュッと抱きしめると、


「今、美羽さんがしてほしいこと……セックスするよりこうすることかなって」


「………………」


「こうしてますから泣いていいですよ?今までずっと我慢してきた分も」


そう言って、私の頭を撫でる。



私が高遠さんと付き合う上で、自分で決めていたことがある。


高遠さんを名前で呼ばないこと ──。


そして、泣かないこと ──。



それなのに………私の目からは涙が頬を伝って。



今まで泣かないでいれたのに………どうして?

でも涙はどんどん出てくる。



「ほら、ちゃんと声出して泣かないと苦しいよ」

「………うっ…………うぅ………うー………っ」



私は本当に久しぶりに泣いた。



その間、結城くんは胸を貸してくれて、ずっと頭を撫で続けた。
/137ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ