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永遠に続く恋を……
第8章 彼の胸で
私………何で結城くんの家でシャワー浴びてるんだろ。



今日は一人でいたくなかった ──。

誰かに側にいて欲しかった。


だけど、結城くんでよかったなって……思ってる自分がいて………。


ただ私が泣けるように胸を貸してくれた結城くんに、今は感謝していた。




「やっぱりサイズ大きかったね」

手も足も丈が長くて、何重かに折って着ている私を見て、結城くんは笑った。


「はい」

と私に差し出したのは、ミネラルウォーターと冷たいタオル。


「目、冷やした方がいいかも」

「…………ありがとう」


結城くんはバスルームに入って、ひとり残された私はリビングのソファーに座りミネラルウォーターを飲んだ。


そして、頭をソファーに預けると目の上にタオル乗せた。



………ひんやりして気持ちいい。泣きすぎて目が痛い。それに、何だか疲れた。泣くって物凄くパワー使うんだな………。



目を閉じると、急に睡魔が襲ってきた。



そして、意識を失いかけたその時 ──。
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