この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
永遠に続く恋を……
第9章 彼女の涙は俺が ─ side 結城 恒
彼女から規則正しい寝息が聞こえてきた。

子供みたいに声を上げて泣く彼女を抱き締めながら、俺はあの日の彼女を思い出していた。



あの日 ──。

駅で高遠さんを見送って、空を見上げていた彼女。


あの時の分の涙も、流せたのかな。

そうだったらいいなと思う。



彼女は高遠さんと別れると言った。

俺もそうして欲しいと思ってる。

もしそうなっても、俺と付き合うとかそういうことにはならないだろうけど………。


それでも、俺は ──。



腕の中で眠っている彼女を感じながら、俺も目を閉じた。
/137ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ