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永遠に続く恋を……
第9章 彼女の涙は俺が ─ side 結城 恒
翌朝、俺は彼女より早く目を覚ました。
彼女の頬をそっと撫でる。すると彼女がゆっくりと目を開けた。
「………おはよう」
「おはよ」
しばらくして、顔を洗いに洗面所に行った彼女。
「………目が腫れてる」
と、うなだれて出て来た。
それでも、物凄く落ち込んでるっていう感じでもなくて………。
俺が「朝ご飯食べますか?」と言うと、「良かったら私作るよ」とフレンチトーストを作ってくれた。
「美味しい!」
「ほんと?よかった」
彼女は微笑んで ──。
よかった。笑ってる。
「ね、美羽さんの1日。俺にくれる?」
「………いいけど」
「じゃあご飯食べたら一度美羽さんの家に行きましょう」
彼女の頬をそっと撫でる。すると彼女がゆっくりと目を開けた。
「………おはよう」
「おはよ」
しばらくして、顔を洗いに洗面所に行った彼女。
「………目が腫れてる」
と、うなだれて出て来た。
それでも、物凄く落ち込んでるっていう感じでもなくて………。
俺が「朝ご飯食べますか?」と言うと、「良かったら私作るよ」とフレンチトーストを作ってくれた。
「美味しい!」
「ほんと?よかった」
彼女は微笑んで ──。
よかった。笑ってる。
「ね、美羽さんの1日。俺にくれる?」
「………いいけど」
「じゃあご飯食べたら一度美羽さんの家に行きましょう」