この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛しては、ならない
第48章 喪われた記憶と

悟志は、そんな私を見て少し微笑み、短いキスをする。
その間だけは動きを止めた彼だが、唇を離した途端、再び烈しい高速の律動が始まった。
「やあ……っ……」
あまりの烈しさと巧みさに、腰を動かす余裕も無くなり、シーツを掴んで喘ぐしか出来ない。
悟志の指が、胸の突起を絶妙な加減で押し潰し、また力を弱めて再び押し潰し……という動きを繰り返しながら、腰の律動は益々烈しさに拍車をかけていく。
「長い長い夢だった……っ」
「ん……ああ……っ」
「君との……結婚式の夢だ……」
「ん……は……はあっ」
「僕は……昨日の事のように……覚えてる……君のウエデイングドレス姿を……」
「……ああっ!」
悟志は、私の足首を肩に掛けさせ、垂直にズン、と突き刺した。

