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愛しては、ならない
第7章 遊園地での賭け②
「菊野っ……」
「や……あああっ」
頭の中で何かの思いがまとまりかけたかの様な気がしたが、悟志に巧みに腰を打ち付け掻き回され、指で身体の敏感な場所全部を愛撫され、考え事などしていられない。
大きな声を出したら祐樹が目を醒ましてしまうかも知れない――
と思ったのは一瞬で、悟志が私の太股を掴み左右に大きく開き、真上から獣を突き刺された途端、嵐のど真ん中に放り込まれた様に自分の意思で身体を動かせなくなる。
悟志に烈しく揺らされるまま私の身体が揺れ、蕾の中は洪水の様に溢れ、獣の滑りを悦くして悟志の動きを益々速める。
「や、やあ――
もうっ――ダメっ」
私の上で、悟志の逞しい浅黒い身体が弓なりに仰け反った時に、熱い精が放たれた。