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愛しては、ならない
第27章 絡み合う、蔦
「な……っ」
菊野が一際真っ赤に頬も身体も染めるが、俺は一切の手加減なしに、最奥まで猛る獣を沈ませ、直ぐに律動を始める。
「……あ……あ……ん……っ……っ!」
「菊野……っ……貴女が……好きだ……っ」
「……剛さ……っ」
ベッドのスプリングが、俺の動きに合わせて悲鳴を上げるが、その烈しさは先程の比較にもならない。
菊野の髪が揺れ、シーツに広がる。
白い豊かな膨らみが上下し、彼女の華奢な身体が跳ね、俺は彼女が落ちないように抱き締めながら突き上げる。