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愛しては、ならない
第28章 罪と恋を抱き締めて

「やっ……も……ダメ……っ……おねが……っベッドで……」
烈しく巧みに掻き回され、突かれ、もう立っていられない。
だが剛は許してくれなかった。
私をしっかりと抱き締めて、今度はゆったりと腰を揺らす。
「……く……俺も……いきそうです……っ……このまま……最後まで……っ」
「や……っ……剛さ……」
「何です……?まだ物足りないんですか……?」
ニヤリとすると、突然また力強く突いてくる。
「――ああっ……違っ」
彼の背中に爪を立て叫ぶと、律動は益々速度を増していった。
「大丈夫です……
この後……ベッドでも……抱きますから」
「――!!」
絶句する私に、剛は優しくキスをして、自分を引き抜いた。
「あっ」
思わず声をあげる私を妖しい瞳で見やると、肩を掴み、壁の方へと私を向かせる。
「壁に手を付いて……お尻を突きだして下さい」
「――!?」

