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時を越えて
第1章 時を越えて
監督に話すと、「撮影迄に帰るのならいいぞ。楽しんで行ってこい。」
私はその監督の言葉が 嬉しかった。
なぜなら……… これが最後の旅行だけに。
私と奨は車に乗り目的地へ出発した。
本当に信じられない思いで。
(前の時は、ただの俳優奨とエキストラから抜擢された 妹役の私というだけの関係だったのになあ。 まさか今は二人恋人同士の関係で旅行に行くなんて)
私はぼんやり 外を眺めていた。
(でも この幸せな時間も終わりが……)
そう思ったら また涙がでてきた。
私はその監督の言葉が 嬉しかった。
なぜなら……… これが最後の旅行だけに。
私と奨は車に乗り目的地へ出発した。
本当に信じられない思いで。
(前の時は、ただの俳優奨とエキストラから抜擢された 妹役の私というだけの関係だったのになあ。 まさか今は二人恋人同士の関係で旅行に行くなんて)
私はぼんやり 外を眺めていた。
(でも この幸せな時間も終わりが……)
そう思ったら また涙がでてきた。