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時を越えて
第1章 時を越えて
そして やっと奨の口から言葉が出た。

「そろそろ夕食のディナーサービスが来る頃だなあ」

「部屋に戻るか 寒くなってきたしな。」

そういって私と奨はホテルへ戻り部屋に入った。

暫くしてルームサービスのディナーが運ばれてきた。

私と奨は今日まであった出来事を話しながら美味しく全部たいらげた。

そして 食後のコーヒーを飲んでいたときだった。

奨ははなしだした。
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