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時を越えて
第1章 時を越えて
「……ずっと考えてた事がある。」と真剣な顔で言った。


「あの時お前の決心を聞いて俺は逃げるように部屋に行ったよな…… 本当に あの時一人寂しい思いにさせてごめんな!」

奨は頭を下げた。そしてまた 話し出した。

「あの後 俺は部屋で考えてた…そして……結論を出した。」


そして 奨は私のめをじっとみて言った。


「俺は お前とあっちに行く。」

私はコーヒーを飲む手を止めた。
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