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時を越えて
第1章 時を越えて
「私にはわかっていたよ。必ずお前は来ると…なぜなら 今お前の考えてることがわかってるからね。」

そして お婆さんは私に ひとつの手鏡を渡してくれた。

私はそれを受け取った。

そして「これは?」と聞いた。

するとお婆さんが応えてくれた。

「この手鏡は お前が願う通り過去へ連れて行ってくれる手鏡だよ。」と言った。

そして私は心で思っていた。
(まさか 自分にこんなことが起きるなんて 夢みたい)

私はタヌキに化かされたように驚いていた。
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