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時を越えて
第1章 時を越えて
私は奨お兄ちゃんじゃなく「 奨 !」と叫んでいた。

「本当なのか。未来から此処へやって来た事は?」


奨が信じられない様子で私に聞いてきた。

「…… うん そうだよ。」

(もう いいわよね…)
自分にいいきかせながら。

「そう、私は未来から此処へきたの。」

私は答えた。
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