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愛の儀式/私を調教(おと)してください
第3章 鏡の前で

身を屈めストッキングを脱ぐ。
指で脚をなぞりながらゆっくりと……。
自分の指なのに、私感じてる────
スカートを捲り鏡を見る。
半裸姿でショーツを露わにする淫らな私がそこにいた。
やらしい格好─────
「ピンク色の……ショーツです───」
恥ずかしくて鏡から目を逸らす。
見知らぬ男にジッと見られている、そんな錯覚に陥る。
だめっ、見ないで……恥ずかしいよ────
恥ずかしいから……早く虐めて。
「ピンクの上下かい……美穂は可愛いね」
クスッと笑う謙二の声がスマートフォンから聞こえた。
いやっ……見られているようですごく恥ずかしい────
「じゃあ次はマンコの色を教えてよ。わかるだろ?美穂はやらしい女なんだから」
えっ……うそっ─────
究極の羞恥に身体が震えた。
そんなこと言えない……言えないよ─────
「早く教えてよ。恥ずかしくて言えないのかい……」
だって……、と答え下を向く。
恥ずかしい、そんなの恥ずかしいよ────
「わ、わからないです……自分のなんて……見たことないもん─────」
「目の前に鏡があるだろ──。ショーツを脱いで鏡にマンコを映してごらん」
いやっ……できない、そんな恥ずかしいこと────
ひどい……ひどいよ謙二さん───
首を振り姿見の前に立ち尽くす。
ジュッと音を立て、あそこが泣き出した。
私……すごい濡れてる────

