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愛の儀式/私を調教(おと)してください
第4章 契約

「美穂はやらしい女だね」
スマートフォンの向こうで謙二がクスッと笑った。
わかってる……私は呆れられるほどやらしい女────
でもお願い……嫌いにならないで。
「じゃあ、今夜七時──────それまでオナニーは我慢するんだよ」
そう言って謙二は電話を切った。
胸のドキドキが収まらない。
会える、謙二に会える────
そう思うだけで顔が赤くなる。
どんな格好していこうかしら……。
まるでデート前のような気分。
でも……今日はデートじゃない───
私……謙二に調教されるんだ─────

