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私の執事さま
第1章 はじまり
都内に堂々と建つ高級な豪邸。
そこに暮らす私は家主である父の唯一の愛娘であり、生まれも育ちも生粋のお嬢様。
……そんな私に逆らう人間は誰だろうと許さない。
20年間そう思いながら生きてきた。
それが……一執事の言いなりになるなんて。今日まで想像もつかなかった。
「……お嬢様、私の性器を舐めてください」
静かな私の寝室。
そこのベッドの前に立ったまま執事服姿の彼は、彼の前に四つん這いになった私を冷たく見下ろすと、低い声で話し掛けてくる。
その言葉にぞわりと鳥肌を立たせる私をあざ笑うかのように目を細め、黒のトラウザーと下着から露わにした欲望を私の唇に押し当てる。
「ん……」
「ほら、舐める前に言う事があるでしょう? 可愛らしくおねだりしなさい」
そうされて私は目に涙を溜め、彼の顔を見上げると。
「さ、咲夜のおちんちん、舐めさせて、ください……」
震える唇を恐る恐る開いた。