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私の執事さま
第2章 バースデーパーティ
抽送される度、ミシミシと軋むソファ。
だんだんと口内に溢れかえる唾液。
と同時に子宮がキュンと締まり、更に蜜で下着が濡れているのが分かって恥ずかしくなる。
「んっ、んっ、んっ、ん……」
少し吸いつくだけでちゅぽちゅぽと響く水音。
苦しいせいで鼻孔から喘ぎまじりの息も漏れる。
強引にこんなことをされて悲しいのに……。
咲夜はそんな私の気持ちを弄ぶかのように、私の涙目を見てニヤリと微笑んだ。
「どうです? 答えられますか? 何故私が怒っているのか、お嬢様」
ずるりと欲望を私の口から引き抜くと、咲夜は質問する。
「はあっ……はあっ……分からない、わ……」
私は荒れた呼吸を整えながら、縋るように咲夜の顔を見つめた。