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第3章 イベント成果

「いいか、よく聞け。これはな、子供向けアニメなのに残酷なシーンが多いと保護者からクレームがついて、わずか３話で打ち切りになった作品の主要マスコットキャラだ。当然、放映中止と同時に関連グッズもすぐに生産がストップした。出荷数が少ない上に、本来は小さな子供のオモチャだから、箱までこんなにキレイな状態で手に入るなんて奇跡なんだぞ？それを貴様は…」


「し、知らないわよ、そんなこと！そんな貴重な物なら自分で持ってればいいじゃない」

「貴重だからこそ貴様にやろうと思ったんだ！」

「はあッ？なに言っ…え？」

怒鳴り返そうとした梓の言葉が途中で止まる。