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第4章 ある放課後のサブカル研部室

トーヤマの呟きに、喜連川と梓が同時に反論した。

「で、でも部長が髪切ったのって会長のためなんじゃ？」

「そんなわけなかろう！ただの気分転換だ」

「私、別に外見なんか気にしないわよ？そもそもマコトは彼氏じゃないし」

「下の名前で呼びあってるのに？」

「下の名前で呼んで、一緒に登下校して毎晩メールか電話して休みの日はどちらかの家に行ったりするけど付き合ってはいないわね」

「…それ、本気で言ってます？」

「ええ、もちろん」