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セフレの彼は幼なじみ
第10章 思い悩む菜那美
そこで、ふと、この気持ちを伝えなくとも、陸翔に自然と知られてしまった場合のことを考える菜那美。
菜那美は「自分は感情が顔に出やすい」と自覚しているので、あり得ない仮定ではなかった。
そして、今度は青くなる菜那美。
想像するだけで、菜那美は倒れそうな思いだった。
「ダメ……今、そんなことを知られちゃったら、きっとセフレとしての関係も、友達関係も、どっちもおしまいになっちゃう! そんなことになったら、私……生きていけない! 気をつけなくちゃ……」
菜那美はごしごしと涙を手で拭いて寝返りを打った。
菜那美は「自分は感情が顔に出やすい」と自覚しているので、あり得ない仮定ではなかった。
そして、今度は青くなる菜那美。
想像するだけで、菜那美は倒れそうな思いだった。
「ダメ……今、そんなことを知られちゃったら、きっとセフレとしての関係も、友達関係も、どっちもおしまいになっちゃう! そんなことになったら、私……生きていけない! 気をつけなくちゃ……」
菜那美はごしごしと涙を手で拭いて寝返りを打った。