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セフレの彼は幼なじみ
第14章 帰り道、そして六度目
 二人は同時に声をあげた。

 菜那美のは絶叫に近かったが。

 次の瞬間、シンボルが振動を開始し、熱い樹液を発射していくのを菜那美はお腹にはっきりと感じた。

 菜那美もほぼ同時にクライマックスに達し、果肉を収縮させてゆく。

 陸翔は菜那美にのしかかるような体勢になり、奥深くに挿し込んだシンボルを震わせている。

 菜那美は知らず知らずのうちに、陸翔の背中に手を回して抱き寄せ、脚まで陸翔の腰に巻きつけていた。

 凄絶なまでの快感が、菜那美の全身を駆け巡っていく。

 下腹部で感じる感触を、菜那美は陸翔に伝えた。

「あああっ!! 陸翔の熱いのが中で出てるっ! 熱いのいっぱい……奥まで!」



 うめきと共に、陸翔は煮えたぎる欲望の全てを菜那美の奥深くで吐き出していた。

 樹液が果肉を染め上げていく快感に、身を打ち震わせる菜那美。

 愛しい陸翔に目いっぱい注ぎこまれ、夢見心地の気分だった。




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