この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
セフレの彼は幼なじみ
第15章 智孝との昼食
 智孝が申し訳なさそうに、後頭部を掻きながら言う。

「冷やかされてしまったね、ごめん。こんなところで立ち話しているせいだ」

「ううん、別に智孝君のせいじゃないよ。それより、さっきの返事なんだけど……ホントにいいの? 私の都合は大丈夫なんだけど、おごってもらうだなんて、何だか申し訳なくて……」

「菜那美ちゃんさえよければ、ぜひおごらせてよ」

 そこで、智孝はきょろきょろと辺りを見渡し、誰もいないことを確認するような素振りを見せてから、声を落として続けた。

「そもそも、僕たちは一応付き合ってるって設定でしょ。付き合ってから、まだ日が浅いとはいえ、二人っきりでいるところを他の人たちにも見せておかないと、あらぬ疑いがかかる可能性があるからね。『本当に付き合ってるのか?』ってね」

「たしかに……」

 菜那美も声を低くして同意を示した。

 智孝は再び陽気さを取り戻して言う。




/454ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ