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セフレの彼は幼なじみ
第16章 夏休み最初の夜
「ああんっ! 奥ぅ……当たってる!!」

 叫ぶように言いつつ、腰を振っていく菜那美。

 陸翔もまた、突き上げるかのような動きで、果肉をかき混ぜていった。

「菜那美の奥に当たってるな! もっと突くぞ」

「ああっ! うんっ! もっともっと突いて!」

 二人は、ますます激しく腰を打ちつけていく。

 やがて、どちらからともなく、唇同士も重なっていた。

 陸翔の温かい唇に、自身の唇を絡ませていく菜那美。

 菜那美にとっては夢のような時間だった。

 また、そうして唇を合わせつつ、陸翔の手が自身の後頭部を撫でているのを感じ、喜びに身を震わせる菜那美。

 二人は無我夢中で、唇をむさぼりあっていた。




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