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セフレの彼は幼なじみ
第18章 プールでダブルデート
陸翔がやや頬を緩めて言った。
「じゃあ、決まりだな。ところで、すごく頼みにくいんだが……。……やっぱり、いいや」
「え? どうしたの?」
「いや、なんでもない。じゃあ、外食でもするか」
「え~。言いかけたことを教えてよ~。どんな頼みごとでも、私に出来ることなら引き受けるから」
菜那美としては、陸翔の願いなら、何としてでも叶えたい思いだった。
陸翔が根負けして言う。
「んっとなぁ……冷蔵庫の野菜が、そろそろ傷みかけてるんだ。夏はやっぱ日持ちしねーな。おふくろが後先考えずに買って、使わないまま旅行に行っちまって。で、俺は料理とかできないから、捨てることになるし、もったいないと思ってな。それで、菜那美って料理が上手かっただろ? こんなことを頼むのは、また借りを増やすだけだし、俺としても気が進まないんだが……」
「そういうことなら、ぜひお料理させてよ。帰ったら、冷蔵庫の中、見せてくれる?」
「菜那美はホントにいいヤツだよな、ありがとう。何を作ってくれるのか分かんないけど、もし足りない材料があるのなら、俺が買いに行くからそのとき言ってくれ」
「うん、分かった。任せて」
「じゃあ、決まりだな。ところで、すごく頼みにくいんだが……。……やっぱり、いいや」
「え? どうしたの?」
「いや、なんでもない。じゃあ、外食でもするか」
「え~。言いかけたことを教えてよ~。どんな頼みごとでも、私に出来ることなら引き受けるから」
菜那美としては、陸翔の願いなら、何としてでも叶えたい思いだった。
陸翔が根負けして言う。
「んっとなぁ……冷蔵庫の野菜が、そろそろ傷みかけてるんだ。夏はやっぱ日持ちしねーな。おふくろが後先考えずに買って、使わないまま旅行に行っちまって。で、俺は料理とかできないから、捨てることになるし、もったいないと思ってな。それで、菜那美って料理が上手かっただろ? こんなことを頼むのは、また借りを増やすだけだし、俺としても気が進まないんだが……」
「そういうことなら、ぜひお料理させてよ。帰ったら、冷蔵庫の中、見せてくれる?」
「菜那美はホントにいいヤツだよな、ありがとう。何を作ってくれるのか分かんないけど、もし足りない材料があるのなら、俺が買いに行くからそのとき言ってくれ」
「うん、分かった。任せて」