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セフレの彼は幼なじみ
第21章 夏祭り
 そして、絵莉花が立ち止まり、夜空を指差して言う。

「多分、あちらの方に、花火が見え……」

 だが、絵莉花が言い終わる前に、その指がちょうど差している先へ、さっきのよりは大きい花火が上がった。

 少し遅れて、ドーンという音も響く。

 全員、思わず空を見上げていた。




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