この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
セフレの彼は幼なじみ
第3章 菜那美の部屋で……
 陸翔が帰っていったあと、菜那美は自室のベッドでひとり、仰向けで寝転んでいた。

「セフレかぁ……」

 さっき言われた言葉を思い返す菜那美。

 菜那美もとっくに気づいていた。

 その言葉が、「身体目当て」という意に等しいことを。

 陸翔に、「俺はお前の身体目当てで近づいてる」と言われたような気がして、菜那美は少し胸が痛んだ。

 それでも、陸翔を憎んだり嫌ったりはできない菜那美。

 それどころか、内心「また交わってもらえるなら、理由は何だっていい」という気持ちすら湧いてくるのに気づき、首を左右に振った。

「でも……。あの場で拒絶できるはずがないし、仕方なかったんだよね……」

 自分に言い聞かせるように、独り言を言う菜那美。

 ベッドでごろごろ寝返りを打ち、どうにか他のことも考えようとする菜那美だったが、陸翔のことと、陸翔との今後の関係のことばかり頭に浮かんでくる。

 菜那美はそのまま長い時間、ひとりで物思いにふけっていた。




/454ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ