この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
セフレの彼は幼なじみ
第5章 二度目の……
再び、サンドウィッチを見る菜那美。
玉子焼きやベーコン、レタス、トマトなどが彩り鮮やかに入れられていて、本当に美味しそうだった。
菜那美も料理は得意な方なので、なぜか対抗心を燃やしてしまう。
燃やしても仕方がないのだが。
たとえ、菜那美が同じようにお弁当を作ったとしても、もはや陸翔に食べてもらうことは不可能なのだから。
そんなことを考えていると気分が落ち込んできそうなので、慌てながらも、無理やり話題を違う方向へ向ける菜那美。
「午後から数学だよね」
「ああ~、5時限目が数学とか終わってんな……。こりゃ寝るわ……」
陸翔なら本当に寝かねない、と思う菜那美だった。
事実、陸翔が授業中に居眠りするところを何度も見たことがあるので。
小学生の頃からそうだった。
授業中に退屈そうな様子を見せると、僅か数分後には寝ていた陸翔。
そんな陸翔の寝顔を見ることも、菜那美にとっては密かな楽しみだった。
玉子焼きやベーコン、レタス、トマトなどが彩り鮮やかに入れられていて、本当に美味しそうだった。
菜那美も料理は得意な方なので、なぜか対抗心を燃やしてしまう。
燃やしても仕方がないのだが。
たとえ、菜那美が同じようにお弁当を作ったとしても、もはや陸翔に食べてもらうことは不可能なのだから。
そんなことを考えていると気分が落ち込んできそうなので、慌てながらも、無理やり話題を違う方向へ向ける菜那美。
「午後から数学だよね」
「ああ~、5時限目が数学とか終わってんな……。こりゃ寝るわ……」
陸翔なら本当に寝かねない、と思う菜那美だった。
事実、陸翔が授業中に居眠りするところを何度も見たことがあるので。
小学生の頃からそうだった。
授業中に退屈そうな様子を見せると、僅か数分後には寝ていた陸翔。
そんな陸翔の寝顔を見ることも、菜那美にとっては密かな楽しみだった。