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セフレの彼は幼なじみ
第5章 二度目の……
 再び、サンドウィッチを見る菜那美。

 玉子焼きやベーコン、レタス、トマトなどが彩り鮮やかに入れられていて、本当に美味しそうだった。

 菜那美も料理は得意な方なので、なぜか対抗心を燃やしてしまう。

 燃やしても仕方がないのだが。

 たとえ、菜那美が同じようにお弁当を作ったとしても、もはや陸翔に食べてもらうことは不可能なのだから。

 そんなことを考えていると気分が落ち込んできそうなので、慌てながらも、無理やり話題を違う方向へ向ける菜那美。

「午後から数学だよね」

「ああ~、5時限目が数学とか終わってんな……。こりゃ寝るわ……」

 陸翔なら本当に寝かねない、と思う菜那美だった。

 事実、陸翔が授業中に居眠りするところを何度も見たことがあるので。

 小学生の頃からそうだった。

 授業中に退屈そうな様子を見せると、僅か数分後には寝ていた陸翔。

 そんな陸翔の寝顔を見ることも、菜那美にとっては密かな楽しみだった。




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