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2年目の関係
第7章 20:30〜

「うぅっ……ふぅ……うぅん……」
ねっとり甘いキスが……
凄く気持ちイイ――――。
クチュ……クチュクチュ……クチュゥゥゥ……
ずっと味わって、いたくなる。
自分からも自然と、舌を絡め出していく。
山之内くんは少し唇を浮かして顔の向きを変え、また沈むように唇をのせてくる。
クチュクチュ――――
激しい水音が口の中だけじゃなく、部屋中に響き渡る。
あぁ……
キスだけって……
こんな甘いキスしちゃったら、渉に顔向けが出来ないよ。
頭の片隅で罪悪感を過ぎらせながらも、下腹部の奥がジンジンと疼きだしていた。

