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禁断の講義
第3章 いつものエピローグ(笑)
「な、な、な、な、何でこんなことを……?」

愛奈は震え交じりで一文字に問う。


「なんでって……税金がもったいねぇだろ? 働きもしねぇ上級公務員は血税の無駄だからカオスに殺させる。もちろん行方不明扱いにして年金も止める。中途半端に怪我させたら70歳以上は一割負担で国民が9割、医療費もかさむし、刑務所だって国民の金で運営しているんだ。して、ジジイの場合は介護だってしなきゃならねぇ。刑務官は介護士ではないのだ」

ゴクリと愛奈は珈琲を一口飲んだ。

自分の部署にある珈琲より格が違うほど高級である。
これも税金?と感じながらも大学時代と試験の経緯を正直に話し出した。


「なるほどな……調査の範囲内で解答を知り得た、裁判官と検察官には再試験になるよう裏工作しよう。君自身も該当する。
して、執行の方法だが……」

そう言って本部長は殺し屋を見る。

「……その篠原って教授の両手足をぶった斬って肥溜めに沈める。そん中で窒息死し、後に大地の肥料になる……それでいいだろ?」

そう言って、殺し屋は踵を返した。



****

行方不明となった篠原が発見されることはなかった。

そして、大学側は篠原教授が漏洩した事実を認め謝罪。
他にも事件に携わる教授、講師は数多く存在したが、起訴を前にして謎の失踪をとげる。

不思議にも教授、講師が減ったにも関わらず生徒の学力は向上した。


篠原は刑罰を逃れるために、海外に逃亡したと噂された。

行方不明の配偶者との離婚は3年経たないとできない。

私財が没収された篠原の家族も行方をくらました。


*END*





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