この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
刑事とJK
第88章 この子に託してもいいかな



『っ…!!!』



ジワ…


と、小泉の腹部が赤く染まってきた



撃たれた傷口が開いてきたようだ




『もうやめて…もうやめてよぉおお!!!』





服に滲んだ血は、ポタリ ポタリと床に落ちる




そして小泉の前に走ってきた男…




「発見」





首に鍵をぶら下げていた




男は小泉の腹をわざと狙って殴りに掛かった




さすがにまずいか…と思い、小泉は男の手を払った



少し…武道の経験者だろうか


他の雑魚より動きが慣れている



「…っ」



面倒だねぇ…




小泉は防戦一方になってきた






「小泉…!!もういいからこっちへ飛べ!!」



斉藤は思い切り手を伸ばした




「…」




それを見た小泉は微笑し、また男に向き直った



男は攻撃の手を緩めない




しかし一瞬の隙を盗んで、小泉は男の頭を左手で掴んだ


そして右手で鍵を握り、紐ごと引きちぎった






「斉藤!!」




ポーンと


小泉の手から斉藤の手へ


鍵は綺麗な弧を描く





「…!!」





斉藤は上手く鍵をキャッチした




『鍵…!!』




斉藤が鍵を手に取ったことを確認すると

小泉は懐に忍ばせておいたボタンを押した










/1153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ