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刑事とJK
第14章 徒然シゲ
僕がいれば、無茶な捜査もできる…
"昨日は眠かったからな"
シゲは斉藤の言葉を思い出した
…あれは、僕がいなかったから
深追いしなかったってことか…?
『ってかさぁ、斉藤と1番付き合い長いシゲなら、
あいつがそういうこと正直に言えない性格だってわかるでしょ?』
僕が1番長い付き合い…
藤野さんや山崎さんや、他のみんなより、
1番たくさん先輩の事件解決をこの目で見てきた…
「…ゆうひちゃん、ありがとう。
僕、先輩のとこ行ってくる」
『うん、本人もきっとそれを望んでるよ!!』
行ってこい
と、ゆうひはシゲの背中を思い切り叩いた
シゲは斉藤のもとへ走り出した