この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
刑事とJK
第19章 夏祭り



―――――――――――




『そういえば、今日は8時から花火だよ?』


チョコバナナを食べながらゆうひは言った



「どこから打ち上げんだ?」


斉藤はチョコバナナを一瞬で平らげた



『確か…市役所近くの、
田奈川の河原だったんじゃないかな?』



「ああ、あの辺りか…」



斉藤は指に付いたチョコレートを舐め、
思い出したように指をクルクルと動かした




「それなら、ちょうど
公園からよく見えんじゃねぇか?」




『そうか、あんまり高い建物ないしね』




「それじゃ…7時40分か…
そろそろ行くか?」



『うん///』



公園に向かって歩き出したときだった




「きゃあああ!!!
引ったくりーー!!!」


悲鳴と一緒に聞こえてきた


振り返ると、人込みから走り抜ける男を見つけた

それに向かって手を伸ばす女性





斉藤は急いで女性に駆け寄った



「どうしたんすか!?」


「かばんを…盗られたの…」




女性は泣き声で斉藤に助けを求める


舌打ちして、斉藤は男を追いかけて行った



『あっ、待ってよ斉藤…!!』


ゆうひも追いかけようとしたが、
馴れない浴衣と下駄でうまく走れない



「先に公園行ってろ!!」



斉藤は走って行った



『…そんなぁ…』







/1153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ