この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
刑事とJK
第20章 誘拐事件




―――――――――――





「シゲ、おい起きろシゲ」


「んあ…?」


シゲはソファーから上体を起こして伸びをした




「先輩おはよぅございますぅ
むにゃむにゃ…」



「むにゃむにゃじゃねぇ。
さっさと準備しろ」



時刻は朝の7時だった




「藤野がもうすぐ来るはずだ、
…小泉逮捕に行くぞ」



シゲはやっと寝ぼけていた頭が
はっきりしてきた


「は、はい!!」



「おはようございますー
って、なんだお前ら、もう来てたのか?
早いなぁー」



と、藤野が刑事課室に入ってきた




「ああ、…藤野、ちょっと
手伝って欲しいんだが、いいか?」




斉藤のいつもとは違った緊張感に、
藤野は何かあるなと思った





「俺に出来ることなら何でも」






―――





「ゆうひちゃんが小泉に誘拐された!!??」



「ああ…、2、3人でなら助けに行ってもいいが、
大人数で行ったら工場ごと爆発させる気だ」



「少人数でなら来てもいいってことは、
あまりこの事件に関しては大事にしたくないってことか?」




「…多分、目的はオレを殺すことだ」




藤野は首を傾げた





「なんで?」




「理由はわかんねぇけど、小泉はゆうひを誘拐して、
オレに電話をかけてきやがった
…狙いはオレだ」





「五年前のことで…かな?」



「多分な」




「よし、わかった。
俺も行こう、ゆうひちゃんが心配だからな」




「はっきり言って、すげえ危険だ…、
巻き込んでわりぃ…」




「いつものことだろ?」



少しほほ笑んで、
藤野は斉藤の肩を叩いた




シゲが部屋に入ってきた


「準備できました!!」



「よし、行くぞ」






/1153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ