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刑事とJK
第1章 出会い
ぶらぶらと歩いていると、いつの間にか中央公園にまで来ていた。
子どもやその親や、カップルなんかが
きゃっきゃきゃっきゃと楽しそうにしてやがる。
「けっ」
全くお気楽な奴らだ。
人の気も知らねーで…
そうやって突っ立っていると、何やら足元で気配がした。
見ると、小汚い犬がオレを嬉しそうに見上げている。
雑種だろうか…
犬は、オレの足に体を擦り付けてきた。
「なんだ、かわいいやつだな…って、ああ!!??」
犬はオレにマーキングしやがった!!
おしっこだ!!
「こんにゃろ…!!!」
堪えきれずに、犬を捕まえてやろうとした時だった。
横から誰かにドンッと突き飛ばされた。
その勢いはなかなかすごく、オレはその場に倒れた。