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刑事とJK
第4章 ご注文

斉藤って…変なやつ…


外でしばらく待っていると




「うわーーーー!!!
何してんだてめぇらあ!!!」


という斉藤の悲鳴が聞こえてきた



ゆうひも急いで部屋に入った








思わず口を手で塞いでしまう


そこで見た光景は

床に、ベッドに、ソファーに散らかった
ピザと男たちとゲロ


斉藤もゆうひも絶句した




「ありえねーよ…オレの部屋、
ゲロまみれじゃねぇか…」


ゆうひの存在に気づくと、
斉藤は肩を落としたまま12800円を渡した


「配達、ご苦労様…」



そう言って、ダウンした男たちやら
ゲロやらを片付け始めた






『…手伝うよ』



ゆうひはゴミを拾おうとした




「あーあー、そんなことやんなくていいって
汚いもんばっかだし…
お前は早く他んとこの配達してこいよ」


斉藤は、ゆうひが拾ったゴミを取り上げた



『大丈夫、今日の仕事はここで最後だから』



ゆうひはニコッと笑い、
斉藤が取り上げたゴミをもう一度取った


「…そうか?///」


その笑顔やめてくれ…
マジでかわいいから…///




斉藤とゆうひは
二人で部屋を片付けていった



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