この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
刑事とJK
第53章 新米刑事〜シゲ VS コン〜




シゲはイスをもうひとつ出してきて
机の、自分から反対側に置いた



「ありがとうございます」



今野は礼儀正しくお礼した




「…嘉山さんは、斉藤先輩に
シゲって呼んでもらってるんですか?」




「ああ、うん」



すると今野は斉藤に言った





「先輩、おれにもあだ名付けてください」



「は?」





斉藤は一瞬迷ったが、答えた



「コン」





今野は嬉しそうな顔をした





「ありがとうございます、斉藤先輩!!」





「…」





少し不愉快だったのは、シゲ







―――――――――――









「あれ、インク無くなっちまった」



斉藤は使っていたペンを振った




「斉藤先輩、おれの使ってください!!」



コンは両手で、
自分が使っていたペンを差し出した




「あ、わりぃな」



斉藤はそれを受け取った




「いえいえ、お役に立てて嬉しいっす!!」



ここで、ついつい対抗してしまうシゲ



「先輩、僕のペンの方が
使いやすいっすよ!!」



グイッと斉藤の前にペンを突き出した



「いや…1本でいいって」



「じゃあ使いやすい方を使って下さい!!」



シゲはペンを置いて、
自分の席に戻った






「(…使いやすい方って…)」




斉藤は紙の端にサラサラと試し書きした





「(…どっちも同じようなペンじゃねぇか…)」












/1153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ