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刑事とJK
第58章 4つの事件




「最近、会えなくてわりぃ…
まためんどくさい事件があって…」




斉藤は困ったように顔を掻いた





『そのことは、別に…
仕方ないもん』




自分のせいで、
斉藤が仕事に集中出来なくなることだけは避けたかった




「…家には…帰れねぇよな?
ここも危ねぇだろうし、
どっか別の場所に隠れてろ」





『斉藤は?
一緒に来てくれないの…?』




「オレはここを離れるわけにいかねぇ…」





斉藤はゆうひを刑事課の外に連れていこうと
背中を押した


しかしゆうひは拒んだ




『いや!!』



「…」



『斉藤のそばにいさせて…!!
邪魔しないようにするから…!!
もう…
離れたくないの…』





ゆうひの目は真剣だった


これを無理にでも、
他へ行け、と言うのは酷だった






「…じゃあ…、ずっとこの部屋にいろ
絶対出るんじゃねぇぞ?」





『うん、わかった』



ゆうひの安心した顔ときたら…






――――――――






ゆうひを仕事部屋に残し、
斉藤はまた中島の元へ来た



すると、電話がかかってきた



中島はそれに出る







「…
…わかったよ」






受話器を切り、
斉藤に向かって口を開いた






「山崎君と藤野君が向かった事件…
犯人はどちらも一億円を要求してきたようだ」



「どっちも一億…!?」



「ああ。
ただの偶然とは思えないね」




中島の目が鋭く光る










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