この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
刑事とJK
第60章 泣いてるの?


―――――――――――







「―――何だと!!?
じゃあ、金は?
ほっとくのか…?
いや、いい。わかった」





男はイライラしながら電話を切った





「っくそ!!!」



ガンッと机を蹴り、
千花の方へ近づいてきた





「…」



千花は子供たちを自分の後ろに隠した





男は千花の胸倉を掴み、
耳元で言った





「…逃がしてやる」





「え!!?」



男のまさかの言葉に、
千花は思わず声を出した





「ただし、今から30分、この建物に残っていろ。
30分したら、外に出てもいい」



男はそう言うと、
銃を全て背負いはじめた


もうひとりの男も同じように支度する






「ど、どうして突然こんな…」




千花はどうしても理由を聞きたくなった



先程千花に喋っていた男が、
覆面を取った






「あ…」






なかなか…男前だった





「じゃあな、お姫さん」



男は無理矢理、
千花の肩を抱き寄せてキスをした






「―――!!??」





唇が離れる






「ごちそーさん」



男はそう言うと、また覆面を被った







「お前ずりぃよ」

「これくらいさせてもらわなきゃ割にあわねー」





そう言いながら、
男たちは下へ降りて行った






「…な…///」





…なんなんですか あの人はあー!!!???



いきなり接吻だなどと、
そんな、そんな…!!





「チューしたぁ」

「先生あの男の人、好きなのー?」




「好きじゃありません!!!」





子供の質問に、
ついカッとなってしまった自分が恥ずかしい





「と、とにかく…!!」





千花はゴホンッと咳ばらいし、子供たちに言った




「もうすぐ、家に帰れますからね…」





子供たちは喜び出した

















/1153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ