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刑事とJK
第62章 告白して


―――――――――――



「…ふぅ…」



津森は深呼吸した



今、刑事課にいる医療班は自分だけ





自分しか、
ゆうひを助けることは出来ない







…嫌な思い出が蘇る







昔、ナイフで刺された警官を
手術した時のことだ





結局、警官は他界






津森は悔やんでも悔やみきれなかった






もし失敗すれば





あの時みたいに、あたしは…





そして、ゆうひちゃんは…










「あたしは、大丈夫」




津森は自分に言い聞かせた




「あたしは

大丈夫」



そして、メスを手に取った





「絶対、助けるから…!!」



















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