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刑事とJK
第65章 トムおじさんの正体





「ちょっ…、放せって」



「放さな~い///」



舞はがっちり斉藤に抱き着く



「三宅の旦那さんと
イチャついときゃいいだろが」





「武志はあたしのこと、別に好きじゃないもーん///
あたしもそこまで好きじゃないもーん///」




…は?






「…なのに結婚したのか?」



「うんっ、妊娠したって嘘ついたら、
結婚してくれたのん///」






舞は、何の罪も感じずにニコリと笑う






「…あ、っそ」




斉藤は舞をソファーに座らせた





「斉藤さんはソファープレイがお好きぃ?///」



「馬鹿か
オレはもう戻る」





「ええ~、行かないでよ斉藤さん~
一回だけ、シよっ///」



「するわけねぇっつの」






斉藤はさっさとペンションから出て行った




舞はひとり、ソファーに残された






「うにゅ~残念///」





そのまま、ソファーで眠り込んでしまった







――――――――――







あの女、ありえねぇ


そこまで好きじゃねぇ相手に、
妊娠したっつぅ嘘までついて、
何で結婚なんざしたんだ…?





理解できねぇ領域だ…







斉藤が宴の場に戻って来ると、
ゆうひがちょうど、どこかから帰って来るのが見えた

















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