この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
刑事とJK
第67章 お土産は?
「もうゆうひちゃんとの夜は
ウハウハだったんじゃないか?ん?」
「るっせぇ、こっちがどんな目にあったか
知らねぇくせに…」
「ベッドの上でいびられでもしたのか?」
「してねぇ!!!」
藤野め…
こいつはろくなジジイになりゃしねぇ
「で、土産は?」
おめぇら皆して土産目当てか!!
「シゲから半分もらえ」
藤野はシゲの手元を見て、
あからさま不満そうな表情を見せた
「さきイカってなんだ!!
お前海外旅行行ったんじゃないのか!!?」
同じツッコミすんじゃねぇ!!
飽きる!!
斉藤は立ち上がって、
部屋を出ていこうとした
「斉藤、どこ行くんだ?」
「飲み物買いに行く」
―――
廊下をぶらぶら歩いていると、声をかけられた
「お、斉藤~」
「何だ?」
オレの肩を組んできたのは、同い年の吉川
実は今まで明らかにされていなかったが、
フルネームは吉川勉(ヨシカワ ツトム)という
キャラと名前が若干ズレている
「新婚旅行の土産くれー!!」
「っ…てめぇもか…」
斉藤は吉川に、
シゲのところへ行くよう言った
「いいもんか!?」
「ったりめぇだ」
さきイカ、食うがいい